「痩せたいのに続かない…」
こんな悩み、抱えていませんか?
40代に足を踏み入れると、体の変化をひしひしと感じることが増えますよね。
「若い頃はもっと動けたのに」
「少し食べ過ぎただけですぐに体重が増えるようになった」
「健康診断の結果が毎年気になる…」
そんな声が聞こえてきそうです。
かくいう僕も、かつては肥満とは無縁だと思っていました。
しかし、
30代に入り生活習慣が乱れると、あっという間に体重は増加し、
健康を害する寸前までいった経験があります。
「痩せたい」「健康を取り戻したい」という気持ちは強いはずなのに、
いざダイエットを始めても、なかなか続かなかったり、思うような結果が出なかったり…。
「もう歳だから仕方ないのか」と諦めかけている方も大勢いるかもしれません。
若い頃と同じ方法じゃ通用しない?
年齢を重ねた今だからこそ知りたい
「ダイエットの壁」
学生時代や20代の頃は、
少し食事を抜いたり、運動をしたりすれば、
比較的簡単に体重をコントロールできたかもしれません。
しかし、40代になると、
基礎代謝の低下やホルモンバランスの変化、
そして長年積み重ねてきた生活習慣など、
様々な要因が複雑に絡み合い、
若い頃と同じ「気合と根性」だけでは乗り越えられない壁が立ちはだかります。
その壁の前で、
多くの人が立ち往生し、挫折を繰り返してしまうのです。
では、その「壁」の正体とは一体何なのでしょうか?
食事制限の辛さ? 運動のきつさ?
それとも、時間のなさでしょうか?
もちろん、それらも要因の一つではあります。
しかし、
40代のダイエットを阻む、
もっと根源的で、見過ごされがちな「壁」が存在するのです。
成功と失敗を分けるのは、実は「マインド」だった!
この記事で得られる「揺るがない軸」とは?
この記事でお伝えしたいのは、
食事や運動といった具体的なテクニックではありません。
それ以前に、
ダイエットという長い航海を乗り切るための「羅針盤」であり、
嵐を乗り越えるための「強靭な船体」、
つまり「ダイエット成功マインド」です。
これまで何をやってもうまくいかなかった方…、
停滞期を迎えるたびに心が折れてしまった方…、
この記事を最後まで読めば、
なぜあなたのダイエットが続かなかったのか、
そして、どうすれば目標達成までブレずに進めるのか、
その「揺るがない軸」を見つけるヒントが得られるはずです。
「今日は頑張ったから、ご褒美に…」
「体重が減らない…もう無理かも…」
その心の声、あなたのダイエットを邪魔していませんか?
ダイエットを始めると、僕たちの心の中では、
まるで天使と悪魔がささやき合うかのように、様々な声が聞こえてきます。
・「今週はすごく頑張った! だから今日くらいは好きなものを食べてもいいよね?」
・「飲み会に誘われたけど、断ったら付き合いが悪いと思われるかな…」
・「こんなに頑張っているのに、全然体重が減らないじゃないか! もう意味ないよ…」
・「あー、疲れた。今日は運動する気になれないな…」
これらの「心の声」は、時に僕たちの背中を押し、時に足を引っ張ります。
特に、
思うように結果が出ない時や、誘惑が多い時には、悪魔のささやきが大きく聞こえがちです。
一喜一憂するダイエットに、
そろそろ疲れていませんか?
体重計の数字が少し減れば天にも昇る気持ちになり、
逆に少し増えれば地の底に突き落とされるような気分になる…。
そんな感情のジェットコースターに乗っているようなダイエット、
正直、疲れませんか?
「楽しい!」「嬉しい!」というプラスの感情は、
確かに一時的なモチベーションになります。
しかし、
その感情は長続きしません。
そして、ダイエットには、
必ずと言っていいほど「停滞期」や「辛い時期」が訪れます。
その時、
プラスの感情が消え去り、マイナスの感情に支配されてしまうと、
いとも簡単にダイエットは中断されてしまうのです。
感情という不安定なものに、
あなたのダイエットの舵取りを任せていては、
目標という港にたどり着くことは難しいのかもしれません。
【筆者の告白】
「自分は太らない」と信じていた20代、
そして訪れた悪夢の30代
ここで少し、僕自身の話をさせてください。
10代から20代前半にかけて、
僕は自分が太ることなど想像もしていませんでした。
周りには社会人になって体型が変わる友人もいましたが、
僕は特に運動量を増やすこともなく、20代を乗り切ることができました。
その結果、
「自分は太らない体質なんだ」という、
今思えば根拠のない、おかしな自信を持ってしまったのです 。
しかし、その自信は30代に入って脆くも崩れ去りました。
20代後半からの不規則な生活、毎日の飲酒、外食中心の食生活…。
そのツケが一気に噴き出したのです。
体重9kg増、ポリープ、2度の手術…
「このままじゃいけない」そう気づいた日
気づけば体重は9キロも増え、
体調も昔に比べて良くないように感じるようになりました。
そして、
大腸ポリープが見つかり、手術。
血便に悩み、目の脂肪腫でも手術。
30代前半のわずか5年間で、2度もメスを入れることになったのです 。
「このままじゃ、本当にまずい…」
心の底からそう思いました。
健康を取り戻したい、その一心でダイエットを決意しました。
しかし、
「何をすればいいのかわからない」。
まさに暗闇の中を手探りで進むような状態でした。
これは、特別な誰かの話じゃない。
40代なら誰にでも起こりうる「リアル」な現実
僕の経験は、決して特別なものではありません。
仕事の責任が増し、付き合いも増え、自分の時間が減っていく40代。
気づかぬうちに、
かつての僕と同じような「負のスパイラル」 に陥っている方は少なくないはずです。
健康への不安、体型へのコンプレックス、
そして「どうにかしたい」という焦り…。
それは、
多くの40代が抱える共通の悩みなのではないでしょうか?
ファスティング、ジム通い…
色々試したけど、なぜか続かない。
あなたにも、そんな経験ありませんか?
僕も「何をすればいいかわからない」状態から、
様々な方法を試しました。
ファスティング(16時間断食)で一時的に成果を感じたこともありました。
「これでいける!」と希望を持ったのも束の間、すぐに体重減少は頭打ちに…。
ジムに通ってみたり、自宅でHIITに挑戦したりもしました。
しかし、運動では思うような成果を感じられず、続けることができませんでした。
「痩せたい」という気持ちはあるのに、
なぜ行動は止まってしまうのでしょうか?
「痩せたい」という気持ちは本物のはず。
それなのに、
なぜ僕たちの行動は途中で止まってしまうのでしょうか?
意思が弱いから?
努力が足りないから?
僕は、そうではないと考えます。
多くの人が、ダイエットという「旅」の途中で、道を見失ってしまいます。
それは、
天候(感情)に一喜一憂し、羅針盤(マインド)を持たずに航海に出ているからに他なりません。
ダイエット最大の敵は「停滞期」じゃない!
本当の敵はあなたの「感情の波」
多くの人がダイエットの最大の敵だと考えている「停滞期」。
しかし、
停滞期は、体が新しい体重に適応しようとしている自然な反応であり、
ダイエットが順調に進んでいる証拠とも言えます。
問題は、停滞期そのものではありません。
問題は、停滞期によって引き起こされる「焦り」「不安」「失望」といったマイナスの感情なのです。
この感情の波に飲み込まれることで、
「こんなにやっても無駄だ」と感じ、努力を放棄してしまうのです。
「楽しい!」は続かない、「辛い!」は挫折を呼ぶ…
感情ジェットコースターが招くリバウンドの罠
逆に、ダイエットが順調に進んでいる時の
「楽しい!」「嬉しい!」という感情も、実は要注意です。
なぜなら、その高揚感は、
「これだけ痩せたのだから、少しくらいは…」という油断につながりやすいからです。
そして、
少しの油断が体重の増加を招き、
それがまたマイナスの感情を生み出す…
この感情のジェットコースターこそが、
多くの人をリバウンドへと導く罠なのです。
さらに、楽しいといった感情は、すぐに慣れてしまい、
割と早い段階で普通になり、その状態は長く続かないという側面もあります。
情報が多すぎて選べない!
「効果がある」という言葉に振り回されていませんか?
現代は情報化社会。
インターネットを開けば、
「〇〇で-10kg!」「1週間で痩せる魔法の△△」
といった魅力的な情報が溢れています。
しかし、
その情報の洪水の中で、僕たちはかえって道を見失いがちです。
「Aが良いと言っているけど、Bはダメだと言っている」
「Cを試したけど効果がなかったから、次はDを…」
このように、
次から次へと新しい方法に飛びつき、どれも中途半半端に終わってしまう。
「効果がある」という言葉に振り回され、
自分自身の体と向き合うことを忘れていませんか?
もし、体重計の数字に一喜一憂せず、
淡々と目標に向かえるとしたら?
想像してみてください。
朝、体重計に乗って、数字が昨日と変わらなくても、
「まあ、こんな日もあるな」と冷静に受け止められる自分。
飲み会で美味しいものが並んでいても、
「今はこれを控えるのが目標達成への近道だ」と、
感情的にならずに判断できる自分。
運動が少しきつくても、
「これは未来への投資だ」と、淡々とこなせる自分。
そんなふうに、
感情の波に揺さぶられず、まるで熟練の船長のように、
冷静に、そして着実に目標という港を目指せるとしたら、
あなたのダイエットはどれほど楽に進むでしょうか?
楽しさも辛さも「ただの出来事」として捉えられる、
新しいダイエットの形に興味はありませんか?
もちろん、ダ
イエットに楽しさや達成感が不要だと言っているのではありません。
辛さを完全に排除することも難しいでしょう。
重要なのは、
それらの感情を「絶対的なもの」と捉えず、「一時的な天気のようなもの」と考えることです。
晴れの日もあれば、雨の日もある。嵐が来ることもある。
でも、船は進み続けなければなりません。
楽しさも辛さも、ダイエットという旅の一部として受け入れ、
それに振り回されずに進む力。
それこそが、
40代からのダイエットに必要な新しいマインドなのです。
【結論】
40代からのダイエット成功の1つ鍵は、
「感情」を切り離し「淡々と続ける」マインドセットにあった!
もうお分かりいただけたかと思います。
40代からのダイエットを成功に導く、最も重要な鍵の1つ。
それは、食事メニューでも、運動の種類でもなく、
「感情に左右されずに、やるべきことを淡々と続けるマインドセット」を身につけることです。
強い意志や根性に頼るのではなく、
日々の行動を「習慣」へと昇華させ、感情の波を乗りこなしながら、
冷静に進んでいく力。
それこそが、43歳で-8kg、体脂肪率11.7%を達成し、
リバウンドからも回復できた僕がたどり着いた1つの結論です。
意思の力に頼らない!
「気分」に左右されない、
再現性の高いダイエットの核心
「気分が乗らないから今日はやめておこう」
「疲れているから無理」…
これらは、意思の力に頼ったダイエットが陥りやすい罠です。
「意思」や「気分」は、天気のように移ろいやすく、頼りになりません。
大切なのは、「やる」と決めたことを、
気分に関係なく実行できる「仕組み」と「考え方」を持つことです。
解決策①:
毎日の「記録」で自分を客観視する
~数字と事実だけを見る習慣~
感情の波を乗りこなす第一歩は、
自分を客観的に見つめることです。
そのための効果的の高いツールの1つが「記録」です。
食べたもの、体重の変化、行った運動などを淡々と記録することで、
「なんとなく増えた」「頑張ったのに減らない」といった感情的な評価ではなく、
「〇〇を食べたから増えたのかもしれない」
「△△を続けたから変化があった」という事実に基づいた分析が可能になります。
記録は、あなたのダイエット航海の「航海日誌」です。
どこを進み、どんな嵐に会い、どう乗り越えたのか。
それを客観的に把握することが、次の打ち手を考える上で効果的です。
解決策②:
「小さな変化」を見つけて認める
~0か100かではない「進歩」の捉え方~
僕たちはつい、「体重が〇kg減った」といった
大きな結果ばかりを求めてしまいます。
しかし、
ダイエットは小さな進歩の積み重ねです。
停滞期には、体重という目に見える結果が出にくくなるため、
感情が揺さぶられやすくなります。
そんな時こそ、体重以外の「小さな変化」に目を向けましょう。
「ズボンが少し緩くなった」
「階段を上るのが楽になった」
「朝スッキリ起きられるようになった」
「記録を1週間続けられた」
どんなに些細なことでも構いません。
自分の「できたこと」「進んだこと」を見つけて認めてあげることは、
感情に左右されずに進むための大切な燃料になります。
解決策③:
「仕組み」で意思決定を最小化する
~悩む時間を減らし、行動を自動化する~
「今日は何をしようか」「これは食べてもいいだろうか」…
ダイエット中は、多くの「意思決定」を迫られます。
そして、意思決定にはエネルギーが必要であり、
疲れている時や誘惑が多い時には、間違った判断をしがちです。
だからこそ、
「仕組み」を作り、悩む場面を減らすことが重要です。
例えば、「平日の夜は〇〇を食べる」「水曜と土曜はジムに行く」のように、
行動をあらかじめルール化、パターン化してしまうのです。
そうすれば、
「やるか、やらないか」で悩む必要がなくなり、
感情が入り込む隙を与えずに、行動を自動化できます。
解決策④:
「プロセス」そのものを目標にする
~結果ではなく「行動できたか」を評価基準に~
「1ヶ月で3kg痩せる」といった「結果目標」は、
停滞期などで達成できないと、大きな挫折感につながります。
そこで、
「毎日ウォーキングを30分する」「週に3回記録をつける」といった
「行動目標(プロセス目標)」を設定することをおすすめします。
行動目標は、
自分の努力次第でコントロール可能です。
たとえ体重が減らなくても、
「今日も目標の行動ができた」という達成感を得ることができれば、
感情の波に左右されずに、ダイエットを継続する力になります。
結果は、正しい行動を続ければ、後からついてくるのです。
もう「気分」でダイエットを中断しない!
40代から始める
「感情に左右されない」新しい自分
いかがでしたでしょうか?
40代からのダイエットは、決して簡単な道のりではありません。
しかし、
正しい「羅針盤」…。
つまり「感情に左右されないマインドセット」を持つことで、
その航海は格段に楽になり、そして確実に目標へと近づくことができます。
もう、体重計の数字に一喜一憂したり、
「気分」を言い訳に行動を止めたりするのはやめにしませんか?
停滞期は「変化のサイン」。
恐れず、焦らず、淡々と乗り越える
マインドを手に入れよう
これからあなたのダイエットにも、
停滞期という「無風状態」や、
予期せぬ「嵐」が訪れるかもしれません。
しかし、
正しいマインドセットがあれば、あなたはもう迷いません。
停滞期は、体が変化している証拠。
嵐は、乗り越えればさらに強くなれる試練。
そう捉え、焦らず、腐らず、ただ淡々と、やるべきことを続ける。
その先に、必ずあなたの望む未来が待っています。
今の自分が最高だと実感するために。
今日からできる「成功マインド」への
第一歩を踏み出しましょう!
今の時代…40代は、人生の折り返し地点ではありません。
新しいスタート地点です。
健康を取り戻し、自信に満ち溢れ、
若い頃よりも輝く自分になることは、決して夢ではありません。
そのための第一歩は、
「感情に左右されないダイエット」を始めると決意すること。
そして、今日ご紹介した4つのヒントを、まずは一つでも試してみることです。
あなたの「新しいダイエット」を、心から応援しています!